tillandsiakiko’s diary

チランジアの栽培日記

ヨガとの再会

一時期ものすごくヨガにはまって

運動としてではなく

ヨガの哲学にすごく惹かれて

働いていたのに土日はもちろん朝から晩まで、

そのうえ

しょっちゅう有給をとっては

ヨガのワークショップに参加するぐらい

ヨガ中心の生活をしていた。

 

ヨガとの出会いは

スポーツジムで一度、

そのあとは友達の付き合いで

ヨガ専門業者で一度

(今考えるとヨガスタジオって感じじゃなかった)

その2度の時は両方とも

自分には合わないなって思った。

それもそのはず

ヨガの目的を全然理解しておらず

ポーズをとる運動だと思っていたから。

 

そのあと、別の友達に教えてもらったとか

何かのきっかけで

ヨガは本当は内面の追求にこそ意味があるって知って

それが本格的にヨガ、いいな。って

思った始めのきっかけだった。

 

その前後に

当時の同僚が

ヨガインストラクターの資格を取る学校に

入ることにしたと聞いて

インストラクターになるのかは別として

ヨガを深く学ぶことができそう

と思ったので

私も入ってみることにした。

 

私は小さい頃から内面的に

ちょっと難しいタイプだと

自分のことを思っていて

周りとうまくやっていけなかったり、

私には生きる価値があるのかとか

人生の目的ってなんだろうって考えたりして

自分を暗いと思っていて

それと同時に深淵なのだと思っていて

人とうまくやることができる人

いつも楽しそうにいられる人は

表面的な人だと決めつけて

そういうひとにも苦しみがある可能性とか

楽しく生きることの大切さになんて

目を向けもしなかった。

 

でも大学3年生ぐらいから

せっかく生まれてきたのだから自分の好きなことをやりたいと思って

就職先もそれで決めた。

そこからは、なぜか周りの人にすごく恵まれて

有難いなぁと思っていたけれど

仕事そのものには大変なストレスがあって

頑張っても報われなかったり

将来が不安だったりして

モヤモヤした気持ちがあった。

 

そんな人生を過ごしていたから

ヨガとの出会いで私は少しでも

楽になれるかな〜と思ったし

体を動かすこともそれまでしてきたことがなかったから

すごく気持ちの良いことだと知って

物理面精神面共に私をすごく助けてくれた

 

実際、ダイエットしてたつもりもないのに

勝手にベスト体重まで下がったり

何より体がものすごく軽くなった

そして健康な体には健康な心が宿るんだと思うけど

それまで、長年精神的に捨てきれなかった

とある思想からも解き放たれた。

 

本当にいい効果ばっかりだった。

 

しかもそのあと妊娠した出産した時も

びっくりするぐらい安産だったけど

絶対ヨガのおかげだと思う

 

 

こんなにヨガに救われたのに

結局今は子供がいて

ちょっと前まではお友達と細々続けていたけど

その機会もなくなって

それに今はとにかく

時間があれば制作活動を行なっていることもあり

全然ヨガに気持ちも時間も行かなくなっていた

 

 

そんな中

町で偶然

私のヨガの師匠に会った。

 

これも何かのサインなのかなと思った。

先生は、変わらずお元気そうで

嬉しかった。

 

毎日1時間やるなんて現実的ではないけど

一回10分ぐらい、

平日だけでも時間を作ってヨガができたら良いなぁ。

本当は、週に一回くらいは

レッスンを受けられたらいいなぁ。

 

忘れかけていた自分の財産を

思い出した気がした。

これがいつ何につながるのかわからないし

何にも繋がらないのかもしれないけど

あの時の、心も体も解き放たれた感じを

取り戻したい。